甘いものが原因の肌荒れや体の冷えについて

こんにちは!みなさん、甘い食べものはお好きですか? チョコレートやケーキ、ジュースなど、ついつい手が伸びてしまいますよね。しかし、食べ過ぎてしまうと肌荒れやお体の冷えにつながることをご存知でしょうか?

今回は、甘いものがお肌とお体にどんな影響を与えるのか、また対策について詳しく解説していきます!

目次

甘いものが肌荒れを引き起こす理由

① 血糖値の急上昇で肌トラブルに!

甘いものを食べると、血糖値が一気に上昇↗そして、それを抑えるためにインスリン大量に分泌されます。このインスリンが皮脂の分泌を促し、毛穴が詰まりやすくなってしまうのです。結果として、ニキビや吹き出物の原因になってしまいます。

② 肌の老化を早める「糖化」

糖分が体内のタンパク質と結びつくと、「終末糖化産物(AGEs)」という物質が発生します。このAGEsが増えると、コラーゲン繊維が硬く、もろくなってしまい、お肌の弾力が失われ、シワやたるみができやすくなります。

③ 腸内環境の悪化で肌も荒れる

砂糖は腸内の悪玉菌のエサになりやすく、悪玉菌が増えて腸内環境が乱れると栄養の吸収がうまくいかなくなります。
すると、肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れが悪化してしまいます。

甘いものが体の冷えを引き起こす理由

① 砂糖の代謝でビタミン・ミネラル不足に

砂糖を分解するためには、ビタミンB群やミネラルが必要ですが、甘いものをたくさん食べるとこれらが不足し、血流が悪化。結果として、手足の冷えや低体温につながります。

② 自律神経の乱れが冷えの原因に

甘いものを食べると血糖値が急激に上がり、インスリンによって血糖値が急激に下がると、交感神経が刺激され血管が狭くまります。これにより、自律神経が乱れてしまい体温調節がうまくできず、冷え性が悪化してしまうのです。

③ 「体を冷やす食材」としての砂糖

東洋医学では、白砂糖は「体を冷やす食品」とされています。砂糖だけでも消化に負担がかかってしまうのですが、冷たいジュースやアイスと一緒に摂ると、さらに体温が下がりやすくなるので注意が必要です。

肌荒れ&冷え対策!今日からできる3つのこと

① 血糖値の急上昇を防ぐ食べ方

  • *低GI食品(玄米、全粒粉パン、ナッツなど)を選ぶ
  • 食事の最初に食物繊維(野菜や海藻)を摂る
  • 甘いものを食べるならタンパク質(ヨーグルト、ナッツなど)と一緒に!

*GI値…糖質の吸収度合い

② 砂糖の代わりに使えるヘルシー甘味料

ラカンカ

ラカンカとは、砂糖の約300〜400倍の甘みがあるといわれている中国生まれの果実「羅漢果(ラカンカ)」のこと。
無添加で糖質も抑えられており、着色料、香料、保存料は不使用、不足しがちな食物繊維も含まれています。
成分や栄養素を気遣いつつ、使い方を白砂糖と大きく変えたくないという方におすすめです!

てんさい糖

甜菜の白い根の部分を粉砕し、煮出すことによって抽出した糖分からつくっている甘味料が「てんさい糖」です。
栄養豊富とされるオリゴ糖も含まれ、クセがなく丸い甘みが料理にも用いやすいとされています。
クセの少ない甘味料を求めている方におすすめです!

きび砂糖

サトウキビが原料の「きび砂糖」も、白砂糖の代わりになる甘味料です。
サトウキビ特有の風味とやさしい甘さが特徴で、味にコクがあり、日本料理との相性がよいといわれています。
コスパ良くミネラルもたくさん摂りたい方におすすめです。

黒砂糖

「黒砂糖」とは、サトウキビのしぼり汁をそのまま煮詰めたものです。
独特の風味や濃い茶色の色あい、渋み、苦みを感じる個性的かつ濃厚な甘みが特徴です。
ミネラルや栄養分を豊富に含んでいるためクセが気にならない方におすすめです!

メープルシロップ

楓の樹液のみでつくられている自然の甘味料です。
ミネラルやポリフェノールといった栄養素が含まれていることに加え、カロリーが低いです。
料理との相性と栄養素を適度にカバーしたい方におすすめです!

ココナッツシュガー

ココヤシの樹液を使った甘味料です。低GIでミネラルや食物繊維も含み、コクのあるまろやかで濃い甘みが特徴です。
比較的クセが少ないので、あらゆる場面で使いやすいです。

独特の風味を最低限に抑えつつ、体を気遣いたい方におすすめです!

天然はちみつ

ミツバチが巣に貯蔵していた花の蜜を収穫したものです。栄養価の高い甘味料として第一線で活躍しています。
甘みがつよく、独特な風味があるのが特徴です。

高栄養かかつ手に入りやすいものをお探しの方におすすめです!

③ 体を温める食材を取り入れよう

  • 生姜、シナモン、根菜類(にんじん、ごぼう、かぼちゃ)
  • 温かい飲み物(ハーブティーや白湯)
  • タンパク質や鉄分(肉、魚、大豆製品、卵など)

などの食材を普段から積極的に」取り入れるようにしましょう。

まとめ:甘いものと上手に付き合おう!

甘いものは、美味しくて幸せな気持ちになりますよね。でも、摂りすぎると肌荒れや冷え性の原因に…!

大切なのは、「完全にやめる」のではなく、「適量を意識すること」。

バランスの良い食事を心がけながら、血糖値の管理や体を温める工夫を取り入れて、健康的に甘いものと付き合っていきましょう!

みなさんも、今日から少しずつ意識してみてくださいね♪

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